【終了】令和4年度秋の生涯学習講座「緒方洪庵の取り組んだ薬学:その発展」のご案内

2022/10/25

秋の生涯学習講座「緒方洪庵の取り組んだ薬学:その発展」

~今年で第15回目となる大阪大学主催の「適塾講座」。船場生涯学習センターでも同内容で開講!~

大阪大学の原点は、緒方洪庵が1838年に設立した「適塾」に見いだすことができます。
洪庵の弟子や息子を中心として、明治新政府により1869年に設立された大阪仮病院や大阪医学校から幾多の変遷を経て、1931年に大阪帝国大学が創設されました。彼は、天然痘に対する種痘事業やコレラ対策など、先進的な取り組みにより、医学・薬学的に大きな功績を残しました。
本講座では、大阪大学の先生が緒方洪庵の様々な取り組みの発展、現在の最先端の研究の一端を分かりやすくご紹介します。

案内チラシはこちら

日程 全3講座/各90分
2022年12月6日(火)から2022年12月20日(火)のうち3日間
定員

各講座45名
※お申込み者が多数の場合は抽選により受講者を決定いたします。

主催 大阪大学(運営:公益財団法人箕面市メイプル文化財団)

受講料・お申込み 

受講料 各講座1,600円
お申込み

インターネット:https://minoh-bunka.com/kouza/ (外部リンク)
※お申込みフォームに必要事項を記入し締切日の午後5時までにご応募ください
講座名の入力例:緒方洪庵の取り組んだ薬学複数の講座を希望される場合はすべての講座番号をご入力ください
※郵送・窓口・ファックスでのお申込みも可能(インターネット以外のお申しこみはこちら)。ただし、講座番号①は申込締切延長期間のため、船場生涯学習センター窓口のみとさせていただきます。

問合わせ先

会場

船場生涯学習センター
受付時間:9:00~17:00
Tel:072-730-5333  FAX:072-730-5349
住所:〒562-0035 箕面市船場東3-10-1
※アクセス方法はこちら 

各講座の内容とお申込締切日

  •  講座番号①「西洋薬のターゲット タンパク質研究」

  日時:12月6日(火)午後2時30分~4時
  講師:辻野 博文(大阪大学総合学術博物館 兼 薬学研究科 准教授) 

緒方洪庵は伝統的な漢方薬に加えて、蘭方医学由来の西洋薬を治療に用いたことが知られています。伝統的な漢方薬と、今日では日本でも広く使用されている西洋薬の違いや、西洋薬の薬効発現に強く関係しているタンパク質についてお話いたします。

  【申込締切:11月22日(火) → 当日まで※定員に達し次第終了

 

  •  講座番号②「感染症ワクチンの過去・現在・未来」

  日時:12月13日(火)午後2時30分~4時
  講師:吉岡 靖雄(大阪大学先導的学際研究機構 特任教授(常勤))  

新型コロナウイルスやサル痘など、感染症は未だ人類にとっての脅威であり、様々な感染症に対するワクチン開発への期待は高まるばかりです。緒方洪庵の時代のワクチン、新型コロナウイルスワクチンで使用されるRNAワクチンを含め、感染症ワクチンの過去・現在・未来を概説します。

  【申込締切:11月29日(火) → 当日まで※定員に達し次第終了

 

  •  講座番号③「細菌感染症 緒方洪庵の時代から現在」

  日時:12月20日(火)午後2時30分~4時
  講師:河原 一樹(大阪大学大学院薬学研究科 助教)  

緒方洪庵の時代、得体の知れない疫病として人々を震撼させた細菌感染症は、抗菌薬の開発により一時的に鎮静化したものの、耐性菌の出現により現在再び人々を恐れさせています。本講義では、コレラ菌を中心に細菌感染症対策の歴史を概観します。

  【申込締切:12月6日(火) → 当日まで※定員に達し次第終了】 

    関連図書のご案内

    船場図書館(船場生涯学習センタ-階下)では、秋の生涯学習講座「緒方洪庵の取り組んだ薬学:その発展」の各講座に関連する図書を紹介しています。
    興味を持たれた図書に関連する講座を身近に感じていただき、知識と教養をより一層高めることができると幸いです。また、講座のおさらいにも是非お役立てください。

    詳細はこちら(船場図書館WEBサイト)をご覧ください。

    生涯学習講座の様子